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  2. 青森県 鶴田町立鶴田小学校(Blue star vol.14掲載)

子供たちの未来を考えた自然エネルギーが“キラリ”

青森県鶴田町立鶴田小学校

雄物川庁舎

夏も冬も、地中熱&空気熱の力で
のびのび活動できる新校舎

青森県北津軽郡鶴田町の中心部にある公立小学校。町内6つの小学校の再編・統合を経て、2020年4月に新・鶴田小学校がスタートしました。児童は約550名、教室数は35室と規模が大きく、3つの熱源(地中熱、空気熱、石油)それぞれの良さを活かした冷暖房を導入。地中熱ヒートポンプによる冷暖房は普通教室に、空気熱ヒートポンプによる温水床暖房はオープンフロア(建物中心部の吹き抜け周辺の多目的ホールと廊下)で活躍しています。

Data建物規模・システム概要

構造
鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
施設面積
校舎7,536m²/アリーナ2,568m²

地中熱ヒートポンプ

エリア
普通教室ほか
熱源機
GSHP-3004URTF(30kW) ×10台
採熱方式
ボアホール方式 100m×35本
(シングルUチューブ)
放熱器
ファンコイルユニット×42台
制御装置
GSPC-120×1面

空気熱ヒートポンプ

エリア
多目的ホール、廊下
熱源機
ASHP-1040X(10kW)×18台
放熱器
シンダー床暖房

Floor mapフロア図

ポカピョン

地中熱ヒートポンプ

普通教室の冷暖房を行うのが地中熱ヒートポンプ。使用頻度の高い教室だからこそ、地中熱ヒートポンプの省エネ性が効果を発揮します。職員室での一括制御の他に、各室のリモコンによって運転ON/OFFが可能。必要に応じてクラス毎の温度調節を行うことができます。24時間稼働を基本としているため、急激な室温変動を抑え、常に快適な学習環境を提供しています。

空気熱ヒートポンプ

校内の吹き抜けスペース・廊下の暖房を行うのが空気熱ヒートポンプ。24時間低温水で温めるため、暖房と保温を兼ねています。共用スペースを暖房することで、校内は常にやわらかい暖かさに包まれ、併用している専科教室の石油暖房機の稼働を極力抑えることができます。

また、冬休みなどの長期休暇時にもヒートポンプを稼働。厳しい寒さの中でも最低限の室温を維持し、水道管等の凍結防止にもつながります。

  • 再生可能エネルギーの地中熱を利用して環境負荷減
  • ヒートポンプシステム省エネルギー・省コスト
  • 夜間・休日もヒートポンプを稼働させ、朝はあたたかく凍結防止効果
  • 熱源を分けることで、緊急時のリスク軽減

Voiceカスタマーレビュー

設備管理ご担当者の方に聞きました!

地中熱による冷暖房は初めての体験でした。冬場でも、体育後の子ども達が半袖短パン姿になるほどあたたかさは十分。校舎全体にあたたかさが広がるのが心地いいですね。冬休みなどの長期休みでも運転を続けることで、凍結の心配が無いのも助かっています。

Photo galleryフォトギャラリー

Travel diary

道の駅つるた「鶴の里あるじゃ」に『たんげめぇもんあるじゃ!』と、ついつい口走ってしまうほど“ビックリ”な名物。道の駅敷地内に併設している農産物加工販売施設「あるあん」さんで販売されているのが、このびっくりパンシリーズです。
びっくりバーガー、びっくり焼きそばパン、でっかいシュークリームなど、なにかもがジャンボサイズ!『食べきれるかな?』とドキドキしながらも、一口食べると…うまい!『もうちょっといけるかな…?もうちょっといけるな…。』そうしているうちに完食。まさに…人生はチャレンジだ!!