- HOME>
- 秋田県 雄物川庁舎(Blue star vol.13掲載)
市民がほっと集える空間が“キラリ”
導入システム地中熱ヒートポンプ
秋田県雄物川庁舎
市民に優しい拠点を目指して
自然エネルギーを採用した新庁舎
秋田県と山形県の県境に発し、秋田県を貫くように日本海に流れ込む一級河川・雄物川。総延長133kmの周囲には穀倉地帯が広がり、秋田県南部に位置する横手市雄物川町も米どころ。一年間の降水量のうち約40%が冬の降雪で、冬の伝統行事「かまくら」で知られるように日本海側有数の豪雪地帯である。冬は寒さだけでなく、大雪や暴風雪への対策が重要となっている。
Data建物規模・システム概要
- 構造
- 鉄骨造平屋建て
- 延床面積
- 1,302.66m²
- ヒートポンプ
- GSHP-3004URTF(M) (30kW)×4台
- 採熱方式
- ボアホール方式 100m×21本
(ダブルUチューブ) - 放熱器
- ファンコイルユニット
Flow chartフロー図
地中熱ヒートポンプシステムにて、執務室とコミュニティホールの冷暖房を行います。
天井埋込形のファンコイルユニットを設置。天井に美しく納まり、放熱器が目につかないため、空間はすっきり広々としています。
地中熱交換器は、採熱交換量の増加が見込めるダブルUチューブを採用。
Owners voiceオーナーズボイス
雄物川庁舎の方に聞きました!
-
VOICE1広々空間に似合うデザイン。操作性も◎。
旧庁舎の老朽化により、新たに庁舎を建設することとなり、「自然エネルギーの活用とライフサイクルコストの低減」をコンセプトに、地中熱ヒートポンプを積極的に採用しました。
天井に埋め込まれた室内機はすっきりとしたデザイン。広々とした執務室にもよくマッチしています。暖房・冷房の送風入/切をリモコンで操作できるのもラクですね。 -
VOICE2環境にやさしいシステムで、皆さんがほっとできる空間に。
新庁舎では、交流と談話のスペースとして「コミュニティホール」を設けました。ホール内には地中熱ヒートポンプの稼働状況がわかるモニターを設置して、環境にやさしいシステムのアピールに使用しています。
近隣には小学校や図書館、福祉センターなどがあり、このスペースを利用する市民の皆さんがほっとできる空間になるのではないでしょうか。